Ibonis’s diary

原神のβテストを纏めるに際し、「Twitterはあれやな」と感じられたため作られたブログです。そのため中身はスカスカです、寂しいね。

βテストに向けて

今年4月の終わりごろ、

ブループロコトル(通称ブルプロ)のβテストが行われておりました。

私も以前から面白そうと思いながら、

ツイッターに載せられたスクリーンショットを見たりしていました。

見てるだけで可愛いと感じ、実際に動かせている方々は幸せだなぁと思いました。

 

 発見までの経緯

ブルプロを知ったのは昨年末辺りでしょうか。

 

私はアニメのようなデフォルメされた絵柄が好きで、

写真よりもイラストの方が好みだったりします。

今はPSO2というオンラインゲームをプレイしていますが、

3Dモデル故にアニメのような質感や表現に至らない部分を

歯がゆいなと感じていました。

 

アニメといえば2Dのお話と思われがちですが、

3Dアニメーションも昨今では広く普及し、

ロボットなどの直線的な物体は3Dモデルに代わっています。

フル3D作品は数こそ少ないですが最近では「新サクラ大戦」が話題に、

けものフレンズ」「楽園追放」は特に印象に残っています。

 

そのようなアニメ的質感を活かしたオンラインゲームは無いものか、

と調べた時に候補に挙がったのが「ブルプロ」と「原神」でした。

 

発見した当時、

ゲーム内容はよく分かっておらず絵柄でどちらが好きかな?

と直感的に考えた時に、私は原神の方が好みだと感じました。

 

ただ、ブルプロは「キャラクターが作成できる」「クラスが設定できる」と

一目でどのようなゲームか分かったのに対し、

原神はシステム面の説明が無かったので不安はあります。

 

その分、原神は「キャラクター紹介」や読み物、漫画を通して

世界観を細やかに教えてくれているので

それを読んでいるだけで満足感を得られました。

気になっている方は、まず漫画から入ると良いでしょう。

 

今回のβテストではシステム辺りが明かされると良いですね。

 βテストに申し込みました

私は結局、ブルプロのβテストは見送りツイッターで眺めるだけでした。

が、原神のβテスター募集の告知が出たと知った時、真っ先に応募しました。

少しせっかちだったのかもしれません。

 

それからも気になる時は公式サイトを覗き、たまに更新されるFAQを読みながら、

βテストの続報を待ち遠しておりました。

するとある日、ついに新しいページが追加されているではありませんか。

それが6/18の事、原神初のオリジナルサウンドトラック(OST)発売のお知らせです。

見た時は「なんだよもぉ~~」と少しため息を吐きながら、私はページを開きました。

genshin.mihoyo.com

一目するだけのはず、でしたがなんか凄そうなことが書かれていることが伺えます。

ロンドンだとか世界一流だとか、

私は外界に乏しいのであまりよく分かりませんが、凄そうですね。

 

ここでちょっと思ったのが、

正式にリリースされていない段階でゲームのOSTを発売するのか?という疑問。

私はオンラインゲームの最初期から関わったことが無いので、

この辺りは無知なのですが、

「普通リリースしてからじゃないの???」と思っちゃいました。

 

まぁ何もないよりは良いのです。コンテンツは増やすものですから。

私はふーんと思いながらページを閉じ、

次の日からはFAQとOSTのページを開くようになりました。

 

このOST、実に様々な市場に出されていまして、

よく知られる「iTunes」「Spotify」「Google Play Music」「Amazon Music

は全てカバーされています。手広い。

 

日課となりつつあるページを開きながら、

ふと「どんな曲なのだろう?」と思いクリックしました。

耳にして一瞬、数秒の後に、私はゲーム内の情景を夢想してしまいました。

 

私はゲームのサントラをあまり聞いたことが無いので、

サントラとしての良し悪しは分かりません。

ダンガンロンパシリーズ」「MHF-Z」「Crystar」「Portal」「Rabi-Ribi」

と片手の指で足りてしまいます。

 

しかし、私の耳はそれらとは「違うな」と感じました。

質というよりも方向性……と言いたいところですが、

何でしょう......迫力?

 

ただのBGMではない、オーケストラが持つ独自の深みを感じられます。

さすがはロンドン、格が違う。

私の聞いてきたサントラの中で、一番好きなのは「Crystar」。

そちらも原神のように複雑で、私の好みを貫いているのですが、

それとはまた違った、生演奏のオーケストラならではの複雑さが

背景の深みを増したり、純粋な迫力となって肌を掠めるような、そう感じます。

ロンドン、強い。

 

演奏を担当するロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

イギリスを代表するほどのオーケストラとのこと。

いつか、ちらと見たドラクエシリーズの交響組曲

今はあまり見ませんが、ゼノサーガシリーズのサントラも担当したそうです。

(Wikipediaより)

 

私は、ゲーム内の音楽をオーケストラが演奏することって

中々ない事だと思っています。

 

まずそれほどの人数を動員できるほどの予算、

それを綺麗に録る設備、これには非常にお金がかかる。

そしてそこに割けるほどのリソースとゲーム本体が釣り合わなくてはならない。

ゲームを作っておられる方たちの事を私は微塵も知りませんが、

「ゲーム」としてリリースする以上、

絶対にゲームの部分をおざなりにしてはいけない

という鉄則があるのは雰囲気で何となくわかっている気になっています。多分。

 

その上で、このハイパークオリティーの楽曲を提示されたとしましょう。

ゲーム部分にめちゃくちゃ期待してしまいますでしょう。

よく「BGMの良いゲームは神ゲー」と聞きますが、

その鉄則に当てはめてしまうと原神は「神をも超えるゲーム」になりえます。

それを見越しての「原神」なのでしょうか…...気になります。

 

もちろんこれは希望的観測に基づいており、

実際には「音楽とゲームがミスマッチ」であったり

「雰囲気クラッシャー」である可能性も少なからずあるわけですが......

 

これを聞いた今、リリース前にOSTを出すのは正解だな、と思えます。

このクオリティーのサントラはユーザーの期待を高めてくれますし、

楽曲単体でも話題に上るしで良い事づくめです。

加えて、OSTを出してくれることでゲームをしていなくても聞くことができます。

βテストに参加できない方達にとっても、

ゲームの雰囲気を掴める良いコンテンツだと思います。

 

椅子に深々と座り、ヘッドフォンを着ける。

ちびちびとコップの水を飲みながら、公式サイトの漫画や読み物に目を通し、

原神の持つファンタジーな雰囲気に浸る。

そうしていく内にどんどんと、好きになっていきます。

 

既に何周したでしょうか。

聞いて「おっ!」となるのは「モンドの一日」。

モンドという町の活発さや陽気さが音に乗って伝わってきます。

未だ知らないゲーム内の情景が手に取るようにわかるので、

いつ聞いても「やべぇな」って感じがします。

印象に残るのは「終焉のフィナーレ」「バトルの秘儀」「風を捕まえる異邦人」

その他にも......選べません!全部好き!聞いて!

 

あえて選び抜くとすれば「風を捕まえる異邦人」でしょうか。

2分に満たないほどの短い曲ですが、起承転結、すべてが揃ったような1曲です。

原神のサントラとしても、

ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の1曲としても、

聞く価値があると感じます。

聞いてみると、他の曲も聞く価値があると感じます。

全部聞きましょう。

 

読み返せば長々と、原神のOSTについて語っていました。

キャラクターの名前すらうろ覚えなのでそれ以外は特に語れないのですが。

そんな素晴らしい楽曲と共に開催される原神クローズドβテスト、当選しました。

7/2の20時よりということで、ついに明日からとなります。

 

ゲーム初心者ですが、精いっぱい楽しんできます。