Ibonis’s diary

原神のβテストを纏めるに際し、「Twitterはあれやな」と感じられたため作られたブログです。そのため中身はスカスカです、寂しいね。

「原神」CBT総括

時間にしておよそ2週間と結構長めなβテストが終わり、既に4日ほど経ちました。

バーバラさんロスに入っています。

アイドルが引退した時の気持ちが少しわかりました。

 ゲーム内容

どんなゲームなのか、多くの方が気になるのはココでしょう。

よくゼルダと比べられるように、

原神はゼルダと似たような部分があるのかもしれません。

私はゼルダをプレイしていないので分かりませんが。

 

簡単に言えば、キャラクターをガチャで入手し、

そのキャラクターで原神の世界「テイワット」を

飛んだり、泳いだり、走ったりして冒険するオープンワールドRPGとなります。

 

ソロプレイ時はキャラクターをチームとして4体までセットでき、

それらを随時に切り替えながら戦うことができます。

 

マルチプレイ時は各プレイヤーがキャラクターを用意し、

全員で同一のダンジョンやモンスターを攻撃することができます。

このキャラクターは被っていても参加できます。

ソロプレイと比べれば効率は人数分上がるため、ガチで詰めたい方は

マルチプレイに比重が偏りそうです。

 

また、戦う以外にも鳥や獣を狩って肉を得たり、

山を登って草を摘んだり、魚を狩ったり、ニンジンを掘ったり、

雑貨屋で小麦を勝ったり、それらを使って料理を作ったりできます。

 

料理は食べることで回復や蘇生や攻撃バフを付与できますが、

キャラクターごとに満腹度が存在し、満腹になると一定時間食べられないなど、

ちょっとリアルです。

 

ストーリーにも力が入っており、パイモンさんという最高の仲間がいるなど、

至れりつくせりです。

 

ただ、自分で野菜を植えたり動物を飼育したりできない点、

自身の住居といったカスタムできる場所がないなど、

カスタマイズ性に関しては少ないと思います。

キャラクタークリエイトすらできませんからね。

 

あ、でも主人公の性別は選べますよ。

 

武器や聖遺物(防具)といった戦闘面でのカスタマイズ性は豊富であり、

ある意味武闘派なゲームだと感じます。

 

また、原神特有のシステムとして「元素」があります。

元素は異なる元素同士が組み合わさることで元素反応を引き起こし、

元素反応を駆使して効果的にダメージを与えることが有益なプレイとなります。

天候やフィールドの状況も元素に関係してくるもので、

雨であれば水元素が付着するために元素反応が起こりやすいなどで変化が見られます。

(CβTのフィールドで見られる天候変化は雨くらいでしたが)

 

キャラクターの攻撃手段は大体、通常攻撃(n段)と重撃(通常攻撃長押し)、

元素スキルと元素爆発です。

 

武器の種類は片手剣、大剣、槍、弓、法具の5種類が確認できてます。

各キャラクターにはそれぞれ定められた種類の武器のみが装備できます。

(例・主人公は片手剣のみ装備できるが、それ以外は装備できない)

1キャラクターには1種のみという感じで、片手剣&弓は不可能なようです。

 

また、武器にはそれぞれ固有の効果があり、

キャラクターとの親和性も加味して選んでいく必要があります。

 

元素スキルと元素爆発は名の通り元素を与えられる攻撃であり、

多くはこれらを使用して元素反応を引き起こしていきます。

 

聖遺物は5種あり、内2種-4種に同一スキルの聖遺物をセットすると

セット効果として強力な効果を得られます。

基本はセット効果を目安に聖遺物を選んでいく形になります。

 

他にもいろいろ......過去の記事を見ればなんとなくわかるんじゃないですかね。

 オンラインシステム

まず原神はオンライン対応の基本ソロプレイゲームと言ったほうが良いと感じました。

というのも、マルチプレイをする際は自分で相手を探して

その部屋に入る必要があり、その相手は大体許可が必要なので、

見知った人以外からは大体断られるためです。

 

許可不要な方もいるにはいそうですが、

やはり人間は知らない人と極力関わりあいたくないので、

そういった少数の方を覗けば多くはソロプレイが基本になると思います。

 

と言っても、ソロだからといって特に支障がある訳ではありません。

これは後で述べることにします。

 

仮にオンラインでプレイする場合は、

前述の通り部屋を選び、(大体は)許可申請を送るところからスタートです。

 

この許可申請は届いた瞬間から大体30秒ほど持続します。

この30秒以内に相手が許可すればマルチプレイヤーとして参加できますが、

許可されなかった場合は参加できません。

 

また部屋選びに関して、世界ランクというものが関係してきます。

これは冒険者ランクの進み具合に応じて上がる物なのですが、

世界ランクによってモンスターのレベルが上がるため、

自身がまだ到達していない世界ランクの部屋には参加できません。

 

シャイな私はほとんどをソロプレイで過ごしましたが、

元素クルーシブル実装からはマルチでのプレイもやりました。

オンライン慣れしていない方には、

こういった少ないオンライン機能が善と働くかもしれません。

 

オンラインには怖い人もいますからね。

そういった方々との接触を未然に防げるシステムは、素直に評価したいです。

これでお子さんでもプレイできます。

 

課金の際は保護者同伴ですが。

 移動性と操作難易度

PCでの操作のお話になりますが、地上では思い通りの動作をしてくれます。

Wキーを押せばすぐに前進してくれます。スペースキーでジャンプもできます。

カメラの操作はマウスですが、そちらも違和感なく操作できました。

 

ただ進行方向に障害物がある場合は、何の入力も無しに登ってしまうため、

障害物の多い森林地帯などは少し操作しづらいかもしれません。

 

また落下に際しても何の入力も必要ないので、

雲の上の山から「ちょっと足を滑らせてしまった」が平然と起こりえます。

さらに、障害物があってもお構いが無いので柵も平然と乗り越えて落ちます。

 

落下時にジャンプボタンを押すことで空を飛ぶことができるのですが、

高度を上げることは原則できないことに注意が必要です。

例外的に、風域と呼ばれる激しい上昇気流の吹く場所であれば

高度を一定まで上げることが可能です。

 

空中時の操作は地上と違い思い通りにはいかず、

旋回する際も小さいながら円を描くように移動するため、

無相の風や風魔龍のような空中移動を想定されたギミックには

四苦八苦すると考えられます。

 

ただこれに関しては本当に慣れとしか現時点では言えないのがもどかしいです。

慣れればどうということは無いのですが、それまでは少し歯がゆいでしょう。

 

スタミナは移動全般に関連するシステムで、

地上での回避/ダッシュや壁登り、飛行、水泳に使われます。

もしも空中でスタミナが切れたら......高度にもよりますが、

着地時にダメージを受け死ぬ可能性が高いです。

 

水泳時にスタミナが切れたら......溺れて最後の着地点に戻されます。

ダメージは少し受けますが死にはしません。

 ソロプレイとマルチプレイの違い

大まかな違いとして、

ソロプレイ時は

  • 4キャラ1チームでキャラを切り替えながら戦う
  • パイモンメニューや料理使用時に時間が進まない
  • 宝箱が自由に開けられる
  • ストーリーなどの任務進行が可能
  • チャット機能が無い

マルチプレイ時は

  • 1人1キャラで1部屋には最大4人(ホスト含む)まで入れる、キャラ切り替え不可
  • パイモンメニューや料理使用時にも時間は進む
  • ホスト以外は宝箱を開けられない
  • 任務の進行はできない
  • チャット機能が使える

といった感じです。

マルチプレイ時にホスト以外は宝箱を開けられませんが、

元素クルーシブルや征討の花といった天然樹脂を消費して得られる系の

報酬は獲得できると考えられます。

 

他のプレイヤーが自身とと同じキャラクターを使用していても

参加には全く問題ありません。

ただし、元素反応についてはきちんと考える必要があるので、

真剣にマルチプレイをする際はやはり打ち合わせが必要かと思われます。

 

キャラクターの切り替えについて、

もしかしたらホストは切り替え可能なのかもしれません。

この辺りについてはよく分からないままだったのですが、

依然として参加しているプレイヤーは切り替えができないので、

参加キャラクターには注意するべきですね。

 レベル・ランクシステム

原神には多くのレベル・ランクが存在するので、一度それらを書き出してみましょう。

  • 冒険者ランク
  • 世界ランク
  • 紀行ランク
  • 七天伸像レベル
  • 冒険者メニューの進行度
  • モンスターレベル
  • キャラクターレベル
  • 武器レベル
  • 聖遺物レベル
  • 天賦レベル
  • 命ノ星座

多いですね、初期からこれほど多くのレベルやランクがあるのは

近年では普通なのでしょうか。

 

ストーリーに直接関係してくるのは冒険者ランクと世界ランクです。

ストーリー閲覧には冒険者ランクによる開放が必要なので、

冒険者ランクポイントを取得し、冒険者ランクを上げてストーリーを開放します。

 

世界ランクは冒険者ランクの上昇に伴って上がっていくもので、

モンスターのレベルと報酬に関係してきます。

できれば早急に開放してより上質な報酬を得たいところですが、

無暗に開放してしまうとモンスターに太刀打ちできなくなる状況も考えられますので、

その辺りは本当に考えておかなくてはなりません。

 

冒険者ランクポイントの入手手段は多いので、ここも書き出してみましょう

  • 任務クリア時の報酬(ストーリーやデイリー任務等)
  • デイリー任務全クリアの追加報酬
  • 宝箱の開封
  • 冒険者メニューのミッションクリア報酬
  • 天然樹脂を消費するイベント・アクション
  • 特定ダンジョンのクリア報酬(獲得は1度のみ)

他にもあったのかもしれませんが、思いつく限りはこんなところです。

天然樹脂については後述するとして、

特定ダンジョンについて、これはストーリーで行くだけであったり、

聖遺物や強化アイテムを獲得するタイプではないダンジョンです。

 

モンスターが強い分冒険者ランクポイントを大量に獲得でき、

それ以外にも強化アイテムが獲得できるのですが、

獲得は一度だけと限定されているので(CβT時)、

そこまで頼れるものではないです。

 

冒険者メニューのミッションについて、

武器の強化やモンスターの討伐等が対象のミッションをクリアすることで

冒険者ランクポイントを獲得できます。

これを目標にして冒険すると難易度についていけるようになっているので、

初心者でも上級者でも重要なシステムだと思います。

 

紀行ランクと七天神像レベルについて、

紀行ランクは本当によく分かりませんでしたが、

ランクが上がると報酬(強化素材やモラ)が貰えます。

一応、デイリー要素として料理を作れ等があるので、

気にかける程度で良いのでしょうか…...こればかりは本当にわかりません。

 

七天神像レベルは、フィールドに時たま見られる神の瞳を集めて上げます。

レベルが上がると冒険者ランクポイントを得られる他、

移動に用いられるスタミナの最大値が上昇するなど、

上げて損はないものです。

 

冒険者メニューのミッションでも七天神像レベルが要求されたりするので、

フィールドで神の瞳を見かけることがあれば、入手すると良いでしょう。

 強化システム

キャラクターレベル等は、

昨今のスマホゲームに見られる簡単な強化システムと似ており、

特にいう事も無いかなという印象です。

 

キャラクターレベルは経験値の書とモラ(通貨)を消費して上げます。

単純にキャラクターを強化できるので、

まずはキャラクターレベルから上げるのが手っ取り早いと思います。

 

武器レベルは魔鉱とモラ、もしくは他の武器とモラを消費して上げます。

魔鉱は鍛冶屋で加工できるもので、詳しくは後述します。

武器はフィールドワークでの入手の他、ガチャでも入手できます。

ただ、日常的にフィールドへ出向き魔鉱を生産していれば

武器の強化には困らないでしょう。

 

聖遺物レベルは他の聖遺物とモラを消費して上げます。

聖遺物の入手は宝箱を開けたり、ダンジョンに籠もったり、

モンスターを倒したり等多くの手段が用意されているので、

上げるのには苦労しないでしょう。

 

ただ、ベースとなる聖遺物が入手できない、

もしくは高レアが出ない場合が常なので、

まずは現在装備している聖遺物をそこそこに強化して、

高レアや欲しい追加能力のついたものを入手したらそちらに乗り換えるなどが、

堅実で良いのではないでしょうか。

 

天賦レベルはキャラクターの通常攻撃や元素スキル等の威力倍率に関係してくる物で、

天賦の書とモラを消費して上げます。

この天賦の書はフィールドワークでもある程度入手できますが、

天賦の書を入手可能なダンジョンに籠もった方がより入手できると思います。

 

ただ、上がると言っても3%であったりなど微量なので、

初期はフィールドワークのついで程度のスタンスが良いと思います。

 

キャラクターレベル、武器レベル、天賦レベルにはレベルキャップが存在し、

解放可能になるには冒険者ランクが、

解放するためには専用のアイテムが必要になります。

 

キャラクターレベルは無相等で入手できるクリスタルとモンスター素材等、

武器レベルはダンジョンで入手できる特定素材とモンスター素材が要求されます。

天賦レベルは解放の必要はなく、

解放可能になれば書とモラで上げることが可能になります。

 

命ノ星座はガチャでダブった時に上げられる素材を得られます。

これについては後述します。

 料理や加工

原神の世界における回復や攻撃力強化のバフを付与する基本的手段は、

料理です。

 

フィールドワークや雑貨屋で入手した食材で作ることができ、

料理する際は特有の料理システムで品の品質が変わります。

と言っても、流れるバーを大成功エリアに入るように止めるというものなので、

慣れればどうということは無いでしょう。

 

慣れない場合でも、特定回数料理を繰り返せば自動調理が可能になり、

バーを止められなくても大成功の品が作れるようになります。

 

料理する際に必要となる食材の中には

フィールドワークでは入手できないものもあります。(小麦粉など)

そういったものは食材加工システムを使用して作成します。

 

必要な素材と一定時間を消費して、指定数の素材を入手することができます。

1分とあまり時間のかからないものから、15分と長めなものまであるので、

料理する際のついでに加工を依頼しておくと良いでしょう。

 

また加工繋がりで、鍛冶屋にも加工システムがあります。

というより鍛冶屋は加工メインです。

必要な素材と時間で武器強化素材や武器を作成して貰えるので、

こちらもついでなスタンスです。

 

また鍛冶屋は加工素材となる鉱石の場所も教えてくれるので、

フィールドワークの目標が無い場合は鉱石堀に勤しむのも良いでしょう。

 天然樹脂を消費するイベント

天然樹脂を消費するイベントでは常として冒険者ランクポイントが入手できます。

相場的に20天然樹脂=100冒険者ランクポイントといった具合です。

 

天然樹脂は最大120、時間経過で回復します。

8分で1天然樹脂といった具合です。

天然樹脂を消費するイベントについて書き出してみましょう。

  • 北風の狼/風魔龍の花(60消費)
  • 無相元素の花(40消費)
  • 地脈の花(20消費)
  • 強化素材/聖遺物入手ダンジョン(20消費)
  • 元素クルーシブル(20消費)
  • 魔晶鉱の加工(20消費)

魔晶鉱は世界ランクが一定以上になると出現してくる新種の鉱石で、

水晶のように上質な魔鉱へと加工することができますが、

加工の際に天然樹脂を消費します。

加工品を受け取る際は冒険者ランクポイントが入手できます。

 

他のイベントと比較してワンクリックで天然樹脂を消費できるので、

時間が無い方でも天然樹脂が消費できるイベントとなります。

忙しい時でも冒険者ランクポイントが欲しい際は活躍すると思います。

 

また天然樹脂は時間経過以外でも脆弱樹脂と呼ばれるアイテムを消費することででも

回復することができます。

脆弱樹脂はランクアップ報酬などで入手できるので、

いざという時(友達と元素クルーシブルを遊び倒す等)は

重宝するのではないでしょうか。

 モンスターに関して

世界ランクでレベル補正がかかる都合、レベル的な上位種はいないように思えます。

世界ランクが上がったからと言ってモーションが変わるわけではないので、

次第に単調になることも懸念されます。

ただ、種類的には多いでしょう。

丘々人の中にも暴徒や弓使い等種類が多いのが良い例ですね。

  • 丘々人(通常・盾持ち・弓使い(氷/雷/炎)・暴徒(通常/盾持ち)・魔術師(草/水/岩/風))
  • 盗賊団(通常・投擲(雷/炎/氷)・大型(通常/スコップ))
  • スライム(各属性が存在・大型と小型あり)
  • アビス(雷蟲師・蟲(水/雷)・デッドエージェント・魔術師(氷/水/炎))
  • 遺跡(遺跡守衛/遺跡ハンター)
  • 無相元素(風/雷/岩)
  • 風元素のコア
  • 北風の狼
  • 風魔龍

書き出してみましたが、思ったより多かったですね。

正式サービス後はさらに増えると予想されるので、

フィールドワークはより多様なものになりそうです。

 ガチャ・課金システム

やってきました。ガチャシステム。

基本サービス無料??らしく、集金を想定するならこの辺りかなと予想されます。

 

ガチャを引くのに消費されるものは、

原石(恐らく課金通貨)と縁(ガチャ券のような物)です。

 

縁にも2種類あり、ピックアップ系の特別なガチャに使えるものと、

通常のガチャに使えるもので別れています。

 

ガチャは1連か10連を選んで引くことができ、

10連の際は☆4が確定1つ封入される形です。

 

原神のガチャは武器とキャラクターが混ぜられた闇鍋形式で、

たとえ☆4が入手できても武器でした、なんてパターンもあります。

そもそもキャラクターは☆4以上なので、

新しいキャラクターの入手には苦労しそうですね。

 

確率として、☆3が90%オーバー、☆4が5%、☆5が1.6%......かな?

この辺りは覚えていません。

ただ☆5が出なかったのは覚えています。世知辛い。

 

キャラクターがダブった際は、ダブったキャラクター専用の強化素材が貰えます。

それを消費してそのキャラクターの命ノ星座を強化していくわけです。

命ノ星座は通常攻撃に衝撃波がついたり、元素スキルに追撃が追加されたりと、

キャラクター性能を大きく変化させる要素なので、

ガチでやりこむ際は廃課金を強いられる宿命が予想されます。

 

アイテムバッグは容量に困ること無く、

アイテム整理に駆られることはありませんでした。

正式サービス時に同様の容量があるのかは定かではありませんが、

もしかしたら、集金のために狭めることがあるやもしれません。

最後に

「とてもたのしかった!!」というのが感想です。

こういったゲームをする機会は中々無いので、良い体験になったと思います。

自由な移動であったり、綺麗な街並みと自然な風景であったり、

また世界観に関しても、ゲーム内で感じられる独自のものがありました。

 

ただ最初に話した通り武闘派な面が強く、それ以外の部分がそぎ落とされた

無骨さを感じたりもしました。

「キャラクタークリエイトで可愛いキャラを作って冒険したい」という方には

全く向いていません(そもそもキャラクリが無いから)し、

「ストーリーを楽しみたい」という方にとっても、

冒険者ランクが邪魔をするという点に留意する必要があることでしょう。

 

キャラクターの入手が概ねガチャに頼られてしまうのも、

キャラゲーの宿命というべきでしょうか。

欲しいキャラクターが出ない時に、

それを耐えうるほどのメンタルが必要かもしれません。

 

ゲーム性に関して言えば、要素が非常に多く、

それらを考えて扱えるようにならなければならないという

頭脳的な武闘派と言った方が正確でしょうか。

 

付近が水場なら氷元素を使い、更に雷元素で超伝導と水場を感電させ......

と、状況や更には敵の元素状況を見てどのように立ち回るか、

どの元素を組み合わせるかを即座に判断する必要があるので、

手よりも頭が疲れるアクションゲームだなと感じています。

 

もちろん、立ち回りさえ確立させてしまえば

あとは同じ手順で処理できるようになりますが、

その後は流れ作業のようになり、つまらなくもなってしまうでしょう。

 

ぽちぽちで簡単に派手なアクションができるのは最近のゲームの強みですが、

原神はそこに「元素」システムを導入することで、

頭脳的なゲームに仕上がっていると考えています。

 

シングルプレイでは元素反応を予想してチーム編成を、

マルチプレイでは他の人の元素を考慮して使うキャラクターを選ぶ等、

考えなしに突っ込んでいくだけでは勝てないゲームだと思います。

(無相元素等モンスターの回避と攻撃がしっかりと分離されていることからも、

プレイヤーは観察と攻撃をしっかりと行う必要があるでしょう。)

 

キャラクターは可愛いし、健全だし、お子さんにも勧められるほどに、

非常に知的なゲームです。

ただ、果たしてお子さんにゲームのシステムを理解させてあげられるか

(元素反応をどう活用するか等)、それらは親御さんや周囲の理解ある大人な方が

うまく教えて、正しく楽しめるように補助する必要があるでしょう。

 

基本無料という事で、手軽に始められますし、

世界ランクという設定が、

最前線を走らなくても無理ゲーにならなくなる良いポイントだと思います。

つまらないと感じた時に休止し、気が向いた時に再び始めやすく、

休み休みでもプレイしていけるでしょう。

 

ただしベーシックな要素に限った話であり、

元素クルーシブル等追加されるコンテンツについては分かりませんが。

 

私自身、とても気になるゲームではあるのですが、

正直に言えばCβTで遊び尽くした気になってしまいました。

 

もちろん、正式サービス後にどのように運営されていくのか、

新たに拡張されるマップはどのようなものなのか、

とても気になる部分はあります。

 

ですが、最近話題を呼んだ「PSO2NGS」のこともあり、

心は揺らいでいる状態です。

PSO2は今もプレイしているもので、愛着もあるので、

どちらか一方を~という選択はし難いものです。

かといって原神はついででやるにはかなりボリュームの多いゲームです。

 

真面目にプレイしたい方も、そうでない方も、

新参も古参も、

どのような方でも楽しめるゲームなので、

気になっているのであればやってみるのが一番ではないでしょうか。

 

今年中にリリース開始とのことで、近い内に続報が出るかもしれませんね。